



京都市下京区にあります、「産科婦人科福岡医院」の院長、福岡正恒先生に親子のきずなづくりについてお話をお伺いしてきました。
妊婦健診では毎回、超音波診断を行っています。胎動が感じられるようになるまでは、生きているかどうかもわからず不安だとおっしゃる方も、妊娠初期から活発に動く胎児の様子を超音波でご覧になると、安心されます。モニターや録画画像をご家族も一緒にご覧になることで、早い時期から、みんなで胎児の成長を見守りたいという気持ちが強くなれば、そしてそれが家族みんなで協力して赤ちゃんを迎える態勢を早くから整えることにつながれば、親子関係・家族関係の絆は強いものになると信じています。
毎回妊婦健診のたびに、超音波での胎児計測を行った後で、
クリニックならではの、小回りのきく特性を活かし、流れ作業ではない、一人一人の患者さんに応じた、オーダーメイドのきめ細かなケアを心がけています。
「産後うつ病のために自殺」などというニュースを耳にすると、出産をお手伝いする者として心が痛みます。取材/文章 森さこ啓史(Eu-D)